板金修理1

ハイエース

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

中古で買ったボロハイエースですが、そろそろ外装を綺麗にして長く乗れる準備を万全にしたいと思い、全塗装することにしました。
以前自宅で別の車に水性塗料をエアスプレーガンで吹いた時に、コンプレッサーでの水の発生が酷く、とても油性塗料を使って自家塗装できる気がしなかったので、塗装は専門家にお任せすることに。ただ、節約のため凹みは自分で直してから全塗装に入ることにしました。

ということで、板金修理を含めて全塗装の準備をします。まずはエンブレムを外します。
糸の入ったエンブレム剥がしが売っていますが、以前別の車では手だけで綺麗に剥がれたので、ヒートガンで温めて剥がすことに。

リアエンブレム剥がす前
ヒートガンで温め

最初素手だけで剥がそうとしましたが歯が立たず。しっかり温めてスクレーパーを使って剥がそうとしたところ、温め過ぎてエンブレムが柔らかくなり、取り外したエンブレムは使い物にならなくなりました。温めすぎに気をつけてください。残った両面テープはプラスチックスクレーパーとパーツクリーナーで除去しました。

温め後の取り外し中
Rエンブレム取り外し後

ちなみに、OSAKA TOYOPET等のシールはヒートガンで温めながら剥がすことで途中で千切れることが少なかったです。剥がした後パーツクリーナーで綺麗にしました。

次にフロント側です。リアと違いボディが凹んでいないため、温めずにスクレーパーを刺して外しました。これは確かに糸で切っていくのが楽だと感じましたが、スクレーパーで両面テープの厚みの中間を切っていくのでも作業は可能です。

スクレーパーで取り外し中
Fエンブレム取り外し後

写真を撮りそこねましたが、塗装の邪魔になる運転席助手席のドアバイザーも外しました。この両面テープもしつこく、有機溶剤で除去した後も硬いなにかがこべりついていたので、全塗装前ということもあり#400のペーパーで削り落としました。

次に本題の板金修理です。
ハイエースなどのバンであるあるネタの左リア巻き込みのぶつけ痕。タイヤの前後に大きめのダメージがあります。

特に酷いのはスライドドア後ろ。凹みが比較的大きく、厄介なのがドア側の端が折り込まれたような潰れ方をしています。

鈑金する部分を#60のペーパーで塗装を剥がします。サビもきっちり取ります。

このためだけに買った板金用のスタッド溶接機です。一回やってみたかったという興味と、板金屋さんにやってもらうお金で十分元が取れるということで購入しました。他に異常に安いやつもあり、それは使い物にならなかったというレビューがあったので、使い物になる最安商品はこれだと思います。ちなみにこれは2万4千円くらいで、100V電源で使えます。

細かい説明書がないので、ワッシャ等の引張治具に合わせてアタッチメントを選び、引張治具をボディに押し付けるとアタッチメントが引っ込み、治具横の電極がボディに当たるので、その状態で溶接のトリガーを引きます。使いながら黒いダイヤルで溶接の強さを調整します。
治具がボディに付いたら、付属のスライドハンマーで凹んだボディを引っ張り出します。

ウェーブワイヤーも使ってみます。付けると熱が入って硬くなり、これは再利用不可と思います。
これは流石に多点でつけているので、効率よく引っ張り出せます。

これくらいまで引っ張り出して終了としました。クシャッとなっているところは流石に無理でした。
次のパテ盛りのため、再度ペーパーがけとシリコンオフで脱脂しておきます。

他の凹みや大きな傷部分は、スタッド溶接機で引っ張り出すほどではなかったため、パテを盛るために削って脱脂だけにします。全部ではないですがBeforeの画像だけ貼っておきます。

右リアの角。リア側の部品は樹脂製でした。
リアゲート上。赤丸部が酷いけど角全体が傷だらけ。
赤丸部の拡大

次回パテ盛り~プラサフ塗装です。

ご自愛ください。

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