ウォッシャーノズル交換【DIY整備】ハイエース200系 ウォッシャーノズル交換方法|純正ノズルの選び方と角度・拡散ノズルの違いウォッシャーノズル交換

ハイエース拡散ウォッシャーノズルへ交換 ハイエース

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

ハイエース純正ウォッシャーノズルの問題点

私はフロントガラスの水弾きはかなり気にする方で、超ガラコを使ってガラスコーティングをし、雨の日に運転したら撥水効果のあるガラコウォッシャー液を1回は使うようにしています。
ウォッシャー液を使う時に水鉄砲の様にピューッと出るウォッシャーノズルを拡散タイプに替えたいとずっと思っていたのをようやくやります。

ウォッシャーノズル交換が必要になる理由

・ノズル詰まり・劣化の症状(噴射が弱い、方向がズレる)
・拡散タイプに変更することで満遍なく噴霧できる
・DIY交換のメリット(修理費節約・自分好みのノズルに変更可)

作業前の下準備

これは不要な作業ですが、噴射状態がわかりやすいようワイパーアームを外すことにしました。固定ネジはプラスチックのカバーの下。プラカバーは引き剥がす感じです。

ワイパーアーム固定ナットのカバー取り外し

ハイエース純正ウォッシャーノズルの噴出状態

純正のノズルは詰まっているのか、何本出ているかわかりません。ガラス面全体からすると偏った噴射状態です。フロントガラスからはみ出してルーフにも噴射していますが、これは仕方ないと思います。

ハイエース純正ウォッシャーノズル噴射状態(外から)
純正ノズル車外から見る噴射状態
ハイエース純正ウォッシャーノズル噴射状態(中から)
純正ノズル車内から見る噴射状態

交換用ウォッシャーノズルの選定

ハイエースには他の車種で使われるトヨタ純正部品を流用するのがメジャーで、先人の上方から角度違いで5種類あるようです。

トヨタ純正部品の種類と角度

  • 85381-B1120(+2°)
  • 85381-B1100(+1°)
  • 85381-B2170(±0°)
  • 85381-B1110(-1°)
  • 85381-B1130(-2°)

この角度が何の角度なのかが、明確に示された情報を見つけることができませんでした。だいたいの人が上下方向の角度だと思っていますが、期待通りにならなかったという報告を目にします。左右に広がる拡散角度ではないかという仮説で進めます。

今回選んだ部品と価格

それで選んだのが±0°の85381-B2170と-2°の85381-B1130です。お値段は1個1,023円(税込)でした。
運転席側に0°、助手席側に-2°を付けることにしました。

トヨタ純正拡散ウォッシャーノズル2種

古いノズルの取り外し方と新しいノズルの取り付け方

必要な道具

プラスドライバー:プラスベット取り外し用

作業手順

ノズルの下に手が届くよう、ボンネットを開けたところの一番上の頭が+のプラ部品を留めているリベットを外します。爪が4本のはずが、全て折れて2本になっていました。適当な社外品に交換しました。

ワイパーガーニッシュプラリベット取り外し

この黒いカバーが動くようになると、フロントガラスの見えなかった部分の汚れが気になります。次ガラスを研磨する時に綺麗にしたいと思います。

ワイパーガーニッシュずらし

カバー下から手を入れてサポートしながら、カバー上からウォッシャーノズルを手前に引き出すように引っ張ると外れました。純正ノズルはホース接続部がL字に曲がって前方を向いていますが、新調したノズルはストレートに下を向いています。これは特に問題なく取り付けできました。

ウォッシャーノズル交換

外したノーマルのウォッシャーノズルは、運転席側がA、助手席側がBと書いてありました。これで何か違うのか?

ハイエース純正ウォッシャーノズルのマーク

動作テスト

外から撮った画像がわかりにくいので中の画像だけ。
こう見ると、運転席側に付けたウォッシャーノズルは拡散角度が広く、助手席側に付けたウォッシャーノズルは拡散角度が狭いように見えます。ここから推測するに、品番ごとに何°と書いてあるのは、拡散角度(吹き付ける面積の広さ)に影響する様に思います。
結果的にワイパー可動域を考えると、今回選定した運転席側0°、助手席側-2°で良かったと思います。
ノズル交換時にルーフにかかるのが気になる人がいるようですが、そんな都合よくフロントガラス全面に拡散塗布できてルーフにかからないなんてものは無いですし、仮にそれができてもワイパーで拭いたらルーフにも飛ぶし、走行中にウォッシャー液使えば余裕でルーフ後端にも届きます。
そういえば、高速道路で雨の降ってない時に後続車がいるのにウォッシャー液使うデリカシーのない行動は絶対にやめてください。

拡散ウォッシャーノズル噴射状態(中から)

交換後の使用感想

交換後、雨の日にウォッシャー液を使うと以前と比べて均一に散布できてるので満足です。

関連記事

ウォッシャーノズル交換と合わせて行うことで、さらに効果的です。
1. [ガラスの油膜取り] – 撥水効果を最大化
2. [ガラス研磨] – 傷を消して視界を良好に
3. [ワイパー交換] – 拭き取り性能を維持するために
4. [ウォッシャー液選び] – 最適な洗浄液を選択

よくある質問(Q&A)

Q1. ハイエースのウォッシャーノズル交換に必要な工具は何ですか?

A: 特別な工具は不要です。ボンネット下のリベットを外すためのプラスドライバーがあれば十分です。ウォッシャーノズル自体は手で引き抜くことができます。

Q2. トヨタ純正ウォッシャーノズルの角度の違いは何を意味しますか?

A: 角度表記(+2°〜-2°)は拡散角度を示していると考えられます。0°が標準的な拡散範囲で、マイナスになるほど拡散角度が狭く、プラスになるほど広がります。上下方向の拡散角度や左右の向きではないようです。

Q3. ウォッシャーノズル交換の作業時間はどのくらいかかりますか?

A: 左右合わせて30分もあれば十分に作業できます。特に難しい作業ではありません。

Q4. 純正ウォッシャーノズルの価格はいくらですか?

A: トヨタ純正品は1個1,023円(税込)です。車両1台分でで2,000円ちょっとの費用です。ネットでも純正品が少し高い程度で買えるため、ポイントや店頭へ2回行く手間を考えるとネットで購入も良いと思います。

Q5. ウォッシャーノズル交換後にルーフに液がかかるのは正常ですか?

A: はい、正常です。フロントガラス全面に均一に散布するためには、ある程度ルーフにかかるのは避けられません。走行中の使用でも同様にルーフに飛散します。

Q6. ハイエース以外の車種でも同じノズルが使えますか?

A: この記事で紹介したトヨタ純正ウォッシャーノズル(85381-Bシリーズ)は、他のトヨタ車ダイハツでも使用されています。ただし、取り付け方法や効果は車種によって異なるため、事前に確認が必要です。

Q7. ウォッシャーノズルが詰まった時の対処法はありますか?

A: 細い針で詰まりを取り除くことができます。専用品も売っています。ただし、完全に詰まっている場合や効果的な拡散を求める場合は、新しいノズルに交換することをおすすめします。

Q8. 拡散タイプのウォッシャーノズルのメリットは何ですか?

A: 水鉄砲のように一点集中ではなく、フロントガラス全体に均一に散布できるため、ワイパーでの清拭効果が向上します。特に撥水ガラコウォッシャー液使用時により効果的です。

ご自愛ください。

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