フロントスピーカー取り付け

ハイエース

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

うちの200系ハイエースDXはスピーカーレスです。小さなスピーカーが組み込まれた純正ラジオデッキを2DINナビに交換したので、合わせてフロントドアにスピーカーを取り付けます。
まずはドア内張りを外すためにウィンドウハンドルを外します。パワーウィンドウ車は別の作業になると思います。このくるくるハンドルは慣れないと外すのが難しいです。
クリップはこの向きで軸に嵌っているので、くるくるハンドルを手前に引っ張りながら持ち手側からマイナスドライバーを軸方向へ突っ込み、クリップの足に引っ掛けて、ハンドルを回すとクリップが外れます。

次に、ネジ類を外します。ドアノブ部分と、ポケットの所にあります。

この他はプラスチックリベットで止まっているだけなので、内張り剥がしで内張りを外しますが、これくらいの年式で、過去に外した形跡がなければ、外すのが結構大変です。ストレートの内張り剥がしのセットから2個を同時に使いながら外しました。可能な限り、内張り剥がしでプラリベット部を捉えて外すのが良いです。それができない場所もあります。

外した内張りと内張りを外されたドアの写真を載せておきます。プラリベットの場所の把握に使ってください。
私は1個割ってしまい、破片が右下に転がっています。

次は、スピーカー付き車にはスピーカーがついている穴に、プラスチックの蓋がされているので、それを外します。
純正スピーカーもそうらしいのですが、ドアパネルにリベットで止まっています。φ4のドリルで表から揉むと、リベットの平らな部分が外れます。3箇所ドリルで揉むと、黒い樹脂の蓋が取れます。リベットの残骸が残るため、ニッパーで切って取り除きます。

蓋に刺さっていたカプラーがスピーカー配線です。今回は純正スピーカーではなく社外スピーカーを取り付けるため、カプラーを切除し、汎用のスピーカー端子に付け替えます。

純正スピーカー用カプラーから汎用スピーカー端子に交換したところ

せっかく開けたので、少しだけデッドニングしておきます。
ルーフに使ったレジェトレックスをスピーカーが取り付く部分の奥の外装パネルと、ドアインナーパネルに貼り付けました。

吸音材をスピーカーの裏側のドア外装パネルに貼り付けます。この吸音材はリング状のものはスピーカー表に、中側の円状のものはスピーカー裏の吸音に使う物だと思います。

別の投稿で紹介したバッフルボードを使い、スピーカーを取り付けます。
その後、リング状の吸音材をスピーカー表側の縁に貼り付けます。これにより、ドア内張りの中で音漏れせず、効果的に音が社内に届くようになると思います。

内張りを元に戻したら、スピーカーの取り付け自体は完成です。

ネットワークユニットと呼ぶべきかわかりませんが、スピーカー配線を入力として接続し、ウーファーとツイーターに分けるユニットを取り付けます。ハイパスフィルターとローパスフィルターが組み込まれたものだと思います。
通常オーディオコネクターからナビに繋がるスピーカー配線の間にネットワークユニットを割り込ませるため、ナビからユニットのINへ、ユニットのWFからオーディオコネクターへ。

ツイーターの配線を引き込みます。ワイヤーハンガーまっすぐに加工した物を使って配線を通しました。

ネットワークユニットは結構置き場所に困ります。助手席側はグローブボックスの右横に置きました。
運転席側はナビの右側あたりに固定しました。

ツイーターはここに取り付けました。セパレートスピーカーでほどよく音が良くなりました。快適です。

ご自愛ください。

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