おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。
うちのハイエース、調子良く走っていたのが一転、エンジンがストールしたり、吹け上がらなくなる症状がたまに出るようになりました。
これは1型ディーゼルエンジンのメジャートラブルであるサクションコントロールバルブの故障ではないかと思い、ディーラーで部品を注文。すると、部品注文システムに噴射ポンプの品番要確認と出るらしく、するっと注文できませんでした。助手席シートを上げて確認するも噴射ポンプの品番は見えなかったため、まずは既に購入して未交換だった燃料フィルターを交換して様子を見ることに。
燃料フィルターはバッテリーの隣にあります。
赤丸のコネクターと緑矢印のホースを外します。ホースは金属のホースバンド(クリップ)で止まっているため、ウォーターポンププライヤーでクリップを摘んでずらし、ホースを外します。この時燃料が漏れるため、ウエスを下に敷いたほうが良いです。特に専用工具は不要で、普通のウォーターポンププライヤーで難無く外せました。
燃料フィルターケースを外すのですが、差し込まれているだけなのに、揺すっても全然外れませんでした。生産されてから一度も外されていないため固着しているようです。ケースが何でできているか不明なため、一旦差込部にシリコンスプレーを吹きました。
シリコンスプレーでは全く外れず、極圧浸透スプレーを吹いて外れました。外れたケースとケース跡地。この後拭き掃除しておきました。
ケースは蓋がかなり硬いという噂でしたがすんなりはずれ、中のフィルターとご対面です。古いフィルターを外す前にどう付いていたかしっかり観察しておきます。
新旧比較。古いのは真っ黒ですね。
品番控えるの忘れました。
フューエルフィルタ エレメントASSY
2,750円
なお、ケースごとの場合は、フューエルフィルタ ASSYで8,800です。
フィルターケース内も黒い汚れがあったため、シンナーやパーツクリーナーで綺麗にしました。その後新しいフィルターを取り付けます。Oリングも忘れず交換しましょう。フィルターケースを組む際は合印に注意です。まず、胴体とキャップ部にある三角印が合うように蓋をかぶせます。その後、ナットを締めていき、ナットの上下向いた▲印がキャップや胴体の▲と合うまで締めます。これが結構固くて大変でした。
車両に取り付けます。フィルターケースを差し込み、ホース2本とコネクターを接続します。
その後重要なのが、フィルターケース蓋中心にあるボタンのようなものを押して燃料を送り込み、ボタンが固くなるまで圧力をかけること。うちは70回ちょっとで固くなりました。最初数回はスカスカで、その後少し固くなりますが液体をポンプで送っている感触があり、それを超えると送れないほど固くなる感じです。
交換時走行距離91,290km
交換後はエンジンストールなどがなくなりました。サクションコントロールバルブ交換はしばらく先送りします。
ご自愛ください。
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