全塗装

ハイエース

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

いよいよ全塗装本編です。オールペンは高額なものです。時間があるうちに自分でやりたいところですが、家庭の100Vのコンプレッサーでは水が混ざって到底無理なことを悟ったため、本職の方にお願いすることにしました。
最近格安オールペンというジャンルが盛り上がってきており、第一人者が埼玉県のmr.matblackさんです。建築用塗料を使われていたり、ちゃちゃーっと1日でやられるため、私としては正直耐久性や仕上がりの綺麗さが不安です。でも、初期の頃と比べるとかなり綺麗な仕上がりになっておられます。mr.matblackさんに牽引される形で、全国各地に格安オールペンをされる方が増えてきました。
その中で私は、岐阜県の美濃加茂の方(正確には加茂郡川辺町)の格安オールペンショップであるGARAGE.REVIDEさんにお願いすることにしました。理由は、元々板金塗装業に従事されていた方が作業されること、1週間預けての作業がお願いできること、種々の情報を確認して低価格だけに走らずコスパで内容を決められること、所在地が無理せず持ち込める距離感だったことです。

GARAGE.REVIDEさんのWebsiteから、施工例(インスタへのリンク)や価格表が確認できます。
問い合わせはWebsiteにあるLINEの友だち追加をすると、専用LINEアカウントから連絡があり、細かい打ち合わせをしていきます。とても親身に答えていただけます。
私はポルシェのクレヨンというソリッドグレー色、マスキングオプション、クリアオプションにしました。
既に人気店で、私がお願いした時に2ヶ月半待ちでしたが、今では半年以上待たないといけないようです。トップの写真が7月6日に入庫した時。代車が故障中で売り物のハスラーをお借りしました。これが元が何色だったかわからないくらい外も中もランクルの色に綺麗に塗られていました。

作業中の平日はワクワクしながら仕事をしていましたが、何度か状況をご連絡いただけて安心して待っていられました。事前に自前でやってきた板金修理・完璧に近い脱脂・バンパー外して持ち込みなど、ここまでやってくる人はいないそうで、私の熱意が伝わり、サービスで手間をかけていただいた部分がありますが、迷惑になるといけないので内容は伏せておきます。
そして7月12日に仕上がった車両を引き取りに行きました。引き取った直後の写真です。

私は車が好きでこれまでほとんどの車は中古で買ってきた中、どうしてもボディカラー選択は優先度が最下位に近くなります。今回は全塗装ということで、車の状態を考えず色が選べ、ハイエース純正色を無視して無数にある中から選べるということで非常に迷い、グレー系で絞った中からポルシェのクレヨンというカラーを選びましたが、気に入りました。グレーの代名詞ナルドグレーを避け、元々のボディカラーのシルバーに近づけるため明るめのグレーの中で選択。若干黄色っぽいのが入っていますが、ラパン等の近い色より黄味が控えめです。

気温が高い中塗ったのもあると思いますが、塗装表面が平滑な部分とザラッとした部分とあります。これは格安オールペンでこの時期にお願いしたら諦めるしかありません。
ちなみにクリアオプションも入れたため、足付け後に捨て吹き含めて色を3回、クリアを3回塗っていただいたそうです。クリアは硬化剤の配合率が高い高級品を使っておられるそうで、もし表面を平滑に研磨するなら#2000くらいで水研ぎということでした。今後表面に傷が入って気になったときにでもやりたいです。

塗りたての綺麗なうちにコーティングをします。塗装後に洗っていただいており、そーっと帰ってきたので概ね綺麗です。素手で触った部分など気になる所と天井とボンネットは全体をシリコンオフで綺麗にしておきました。

昔はシリコンオフを使ったことがありませんでしたが、パーツクリーナーより確実に脱脂できるのと、1本で結構長持ちするので持っておいて損はないと思います。

コーティング剤はPellucid(ペルシード)です。結構前から使っていますが、ムラになりにくく水弾きや持続性が良いのでおすすめです。これをシューッと吹いて同封の専用クロスで塗り伸ばしながら拭き上げます。3回施工すると良いと書いてあり1日で3回施工でも大丈夫ということでしたので、1日で3回施工したところで1缶がなくなりました。私が使った物は廃盤のようですので後継品ぽいのを貼っておきます。

コーティング施工後の写真。正直全塗装後で元々綺麗だったので見た目はわかりません。
塗装の耐久性に影響が出てくるはずです。

ここから全塗装後のボディの状態を紹介していきます。塗装前の写真はこちらでご確認ください。
まずはリアバンパー外したところ。付けたまま塗っても本人が知らなかったら何も影響ない部分ですが、こいういうところが気になる性格なので、ここまで綺麗に塗ってもらって気持ちがいいです。

左リアタイヤ前
左リアタイヤ後
リアエンブレム部
テールゲート右側
右リア
右Aピラー
テールゲート上部

一番酷かった左リアタイヤ前は、素人にしては上出来だと思います。これは途中泣きそうなくらいうまくできませんでしたが、塗った後の仕上がりを見て本当にやって良かったと思います。
出来心でやったリアエンブレム部分のスムージングは、良く見たり見る環境では波打ちが目立ちます。誤魔化しが利かない部分で非常に難しいです。その他のところも全部やって良かったと思えるレベルで、Aピラー部やテールゲートの上の角なんかは、元々深い傷があったのに跡形もなく隠れました。

ドアを開けたところのマスキングしてもらって塗り分けた部分です。狙い通り元々のシルバーとクレヨンというカラーの色差が少ないことから違和感なく、意識していない人が見たら気づかないレベルです。

外観写真です。

クレヨンという色はグレーですが、見る時によって黄味が強く感じることがあります。不思議な色です。

かかった費用ですがハイエースの車格で、基本料金が16万円、オプションのクリアが4万円、マスキングが4万円です。
汚いけど良いスペックのハイエースを買ってきて色々やってきた後の大詰めのリフレッシュ内容で、満足な仕上がりです。2025.07.12塗装完了12万km。あと30万km乗りたいです。

ご自愛ください。

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