おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。
中古車で困ることの多くは、前の所有者が丁寧に扱っていなかった部分の傷や汚れです。
特にフロントガラスは乗るたびに目に入るため、ここに傷等があると気になります。特に自分だったら砂汚れがある状態でワイパーを動かさないため、傷を入れることはありませんが、気にしない(何も考えない)人はお構いなしにワイパー使って線傷をたっぷり入れてくれます。こんな感じに。

また、フロントガラスの周囲塗装面に黒ずみ汚れが堆積しており、全塗装前の汚れ除去のため酸性の強力な洗浄剤を使ったら、洗剤が垂れたところが酸焼けしました。↑の赤矢印部分です。
洗剤の注意書きに目立つように書いてあったので、流石です。元々小キズを研磨除去する予定だったので酸性洗剤使用時に横着したのですが案の定になりました。
ガラスを研磨して傷等を除去するために、Carpikal(カーピカル)という酸化セリウムの研磨剤と、ランダムオービットサンダ、スポンジバフを用意しました。


手磨き用研磨用スポンジが付属されていますが、手では埒が明かないので、ランダムオービットサンダを用意します。パッドはスポンジバフを用意しました。※結果的にスポンジバフは適しませんでした。
バフの上に研磨剤を適量とります。
ガラス面に押し当ててサンダの電源を投入します。が!すごい飛び散りました。電源投入前に何箇所につけて慎重に伸ばしてからの方が良いですね。


しばらくこのスポンジバフで戦いましたが、車内から見る小キズが消えてなさそうです。スポンジバフでは研磨力が弱すぎるようなので、付属されたタワシを見ると、スコッチパッドのような不織布タワシで研磨剤無しの物のようです。
スコーライトハンドパットの#0という研磨剤無しのナイロン不織布を買いました。研磨剤無しはマイナー商品なので手に入りにくいです。
白(透明)のタワシで、奥が透けて見えます。これに適当なランダムオービットサンダのパッドを宛てがい、パッドの外周に油性マジックで沿って線を引きます。


マジックで描いた線に沿ってハサミで切ります。切ったらランダムオービットサンダに装着します。不織布なので、特に何もせずともサンダの面ファスナーにくっついてくれます。


後はカーピカルを塗布して研磨するだけ。
飛び石の傷は深くて流石に消えません。ワイパーで付けられた線傷については、ほぼ綺麗に消えました。
飛び石の傷にピントを合わせた写真を載せます。飛び石傷以外見えないのがわかると思います。

研磨するまではフロントガラス早く割れないかな(保険で交換)と思いつつ、嫌な気持ちで乗っていましたが、かなりクリアな視界になり、飛び石傷はいくつかありますが、このままでも耐えられるレベルになりました。
荷室の内側も汚いので、次は室内側の研磨にも挑戦したいと思います。
ご自愛ください。
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