パワステフルード交換

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

エンジンルームを見る度に、パワステフルードのリザーブタンクに入っているフルードが汚く見えて気になって気になって仕方ありませんでしたので交換します。

作業がし易いように、赤い四角で囲った2本のボルトを外して、リザーブタンクをフリーにします。
リザーブタンクに繋がったホースは、位置が高い方がリターン、低い方がイン側と思います。赤丸のリターン側を引き抜きます。即座にフルードが垂れるので、布を敷き詰めたビニール袋で受け止めました。

ジャッキアップした状態で、エンジンを止めたままステアリングを左右に切ると、ゴボゴボとフルードが出てきます。出なくなるまで続けます。
こう見るとフルードはさほど汚れておらず、まだ交換しなくても良かったかもしれません。

新しいフルードを入れます。トヨタ車ですが、1l缶の日産パワステフルードが少し余っていたので、同じ物の4l缶を購入しました。なぜかフルードの色は赤です。

新しいフルードを入れます。
これは失敗例ですが、写真のようにリターンのノズルから漏れないようにビニールテープを巻き、リザーブタンクにフルードを満たしてエンジンOFFでステアリングを切りましたがほとんど入りませんでした。

正解の方法は、ビニテを外してホースを接続し、フルードを満たしてエンジンをかけると、リザーブタンク分吸い込まれていきました。※キャップをしないと飛び散ります（体験談）
エンジンを止めて再度リターンホースを抜き、ステアリングを左右に切ってフルードを排出しました。綺麗な赤いフルードが出たので、フラッシング完了というか、ほぼ不要でした。

リザーブタンクにフルードを満たしてエンジンを掛け、リザーブタンクのフルードが減らなくなったらフルードMAX位置まで満たします。
※欲張ってMAX位置より入れてエンジンをかけると溢れます（体験談）

近所を試走してステアリングを操作し、フルードが減らないことを確認して終了。
交換してもリザーブタンクに入っているフルードの色は変わりませんね。でもスッキリしました。
交換時走行距離102,650km

上抜きと呼ばれる方法は、リザーブタンクに入っている古いフルードを吸い出して新しいフルードを満たしてエンジンをかけて循環（混合）させてを何度も繰り返すため、徐々にしかフルードが入れ替わらず大量のフルードが必要になります。
今回紹介した方法なら最小限のフルードで済み、所要量1l程です。フルードが出なくなるまでステアリングを切りましたが、リザーブタンクから古いフルードが無くなったタイミングで新しいフルードを入れていたら、エンジン始動無しで最後まで作業できたかもしれません。

ご自愛ください。