天井デッドニング

ハイエース

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

ハイエースは雨が降ると雨粒が天井を叩く音が煩いです。内装とルーフ板の間に何も無いことと、屋根面積が大きいためだと思います。
うちに来る前の使われ方が酷く、天井が汚くて臭いので、天井内装を全て剥がし、洗いました。これは洗っている途中で、洗った所と洗っていない所で色が違います。

内装を剥がした天井はこんな感じで、鉄板むき出しと横方向へ補強が入っています。この補強と補強の間隔は等間隔ではなく、微妙に違っていたりするため、各感覚の確認が必要です。

まずは制震材を貼り付けます。有名どころはレアルシルトとレジェトレックスでしょうか。レジェトレックスの方が安いため、レジェトレックスにしました。ルーフだけでも結構な量を使うのと、他にも色々な場所に使いそうなため、1,000*500を5枚購入しました。ルーフだけで3枚必要となります。

半分に折られた状態で届きましたので、使いやすいです。何度も折ってあると折り目が使いにくい・・・
切る位置に油性マジックで線を引きました。

400*100を7枚⇒最前方1列用
200*100を49枚⇒その他の列用 として用意します。
1000*500の大判1枚から、200*100で25枚とれます。

カットは普通のハサミだと汚くなるので、この金切狭を使用しました。
写真のように、裁断済み部分が後ろに流せるので、綺麗な状態を保てます。普通のハサミだとハサミや手に干渉しないように避ける必要があり、そこで汚くなります。

切り終えたものです。これをローラールを使いながらルーフに貼り付けていきます。
ブチルゴムテープが厚いため、ローラーでしごくと痕がつきますが、密着させることを優先させます。どうせ見えませんし。

全てのブロックに貼り終えたところです。計算はしていませんが、貼り付け面積は天井面積の40%程度でしょうか?レジェトレックスのメーカーは、面積比30%への貼り付けを推奨しています。これは、0から30%までが制震効果が飛躍的に向上し、それ以上の面積に貼り付けても制震効果の上昇が少ないためです。少ないだけで効果がないわけではないため、お金や重量のデメリットが許容できる場合は面積を増やす選択もありです。

使ったことはありませんが、ノイサスの場合はこちら。

次に、デッドニングとは関係がないかもしれませんが、天井の横方向に走っている補強材が、天井に接着されているのですが、その接着が剥がれていました。

そのままにすると、剛性も劣りますし、異音がでるかもしれないため、くっつけておきます。
変成シリコーンコーキングを使いました。2本丁度使いきりました。最近のシリコンコーキングは臭いがあまりしなくて室内でも問題ないですね。

吸音、遮熱効果の期待されるシートを購入しました。厚み10mmのエプトシーラーっぽいスポンジにアルミシートが貼り合わされています。

100×100cmはこちら。

横方向の補強材を避け、各ブロックに入れていくため、1ブロック毎寸法を測って切り出します。切るのは先程も登場した金切狭。直線的に前進して切れるので楽です。
切った後は各ブロックに敷き詰めます。両面テープになっていますが、テープで貼ると後がやっかいなので敷き詰めるだけにしました。

最後に内張りを戻して完了です。
雨でも天井を叩く音が気にならなくなり、フロントガラスに当たる雨の音の方が大きくなりました。とても効果ありです。

ご自愛ください。

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