二次燃焼ストーブ製作

薪ストーブ

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

外で暖をとるための方法を考えていたところ、二次燃焼ストーブが燃焼効率が良く煙も出にくいことから良いと思い、以前知人からナフコのフレイムストーブLを借りて気に入っていました。
そのサイズでは私には小さいため、フレイムストーブMAXの中古が安く出るのを待っていましたが、昨今のキャンプブームで一向に安くならず断念。自作することにしました。購入する場合はこちら。

用意した材料はペール缶とトタンバケツ。ペール缶はいつも利用するガソリンスタンドでいただきました。コスモのオイル缶はシンプルデザインでいい感じです。

トタンバケツは何でも良いわけではなく、サイズを気にする必要があります。
ペール缶の開口部内径がΦ285、重ねた時に隙間なくすっぽり収まるバケツを探し、コーナンでふちの下でΦ290のものを調達。
高さはもう少しあれば良かったですが、仕方ありません。

では加工に入ります。ペール缶の側面下方に吸気穴を開けます。
穴を開ける高さにマスキングテープを一周巻き、一度剥がして直尺に貼り付け、等間隔になるように印をつけました。

印を付けたマスキングテープを再度ペール缶に貼り付けます。

ポンチを打って、下穴を開けます。このあとホールソーで大きな穴を開けますので、ポンチの次にいきなりホールソーでは穴がずれるため、下穴を開けた方が良いです。

ポンチはペール缶のような薄い板にハンマーで叩くポンチを使うと凹みやすいため、オートマチックセンターポンチが良いです。

下穴に沿ってホールソーで大きな穴を開けます。Φ22か24くらいを使いました。

バケツはテーパーがきついので穴位置を決めるのにマスキングテープを貼るのが難しいです。隠れる部分のため、適当な木材でマジックペンの高さを固定し、バケツを床に付けたまま回転させて線を引きました。
なお、内筒(バケツ)の下にも穴を開けるのが普通かもしれませんが、上が大きく開いているためそんなに空気はいらないと思ったのと、ペール缶の方に灰が落ちるのを嫌って穴は二次燃焼用上側だけにしました。様子を見て下も開けるかもしれません。

線の位置で周径を測り、20mm間隔で印を付けました。
ポンチを打ってドリルで穴を開けます。

ペール缶、バケツ共に持ち手にプラスチックの柄が付いています。このままだと熱で溶けて大変なので、ニッパーで切り取って除去します。
愛用しているのはネジザウルスで有名なエンジニアのニッパー。

穴に錆止めのペイントをして、重ねて、とりあえず完成です。

燃焼テストをします。新聞紙を入れてガストーチで着火し、徐々に木を入れていきます。

うーん・・・残念ながらバケツの穴から二次燃焼用の空気が入ってそこに炎が生じるような燃え方になりませんでした。ドラフトが弱いのか穴が小さいのか。
穴を広げるか、上部の開口部を絞るような機構を追加するか考えます。

ご自愛ください。

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