スキレットの醤油コーティング

DIY

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

鉄製のフライパンやスキレットなどはシーズニングが難しいですよね。
うちは第一次百均スキレット(通称:百スキ)流行時の2005,2006年頃に、目玉焼きが超絶美味しくなることに気づき、朝ご飯はほぼ欠かさずスキレットでターンオーバーの目玉焼きです。
いい感じにシーズニングをしておいても、扱いの悪い人と一緒に住んでいると錆びつかせたり焦げ付かせたりします。今回焦げ付かされたので(日本語合ってる?)、噂の醤油コーティングを試すことにしました。

こちらが未加工の状態です。写真ではいいのか悪いのかわかりませんが、卵を焼くと貼り付きます。

まずは表面をリセットしたいので、強火で熱し煙を出して表面に付いた不要な物を炭化させます。写真で取ると煙があまりわからないですね…

我が家はIHなので、側面に熱がかかるようにカセットコンロを使います。それでも側面は熱が回りにくいので、ガストーチも使いながら焼きました。
持てる程度まで自然に冷やし、水と硬いスポンジでゴシゴシ洗って炭化物を剥がします。そのままだとすぐ錆びるので、洗った直後に日にかけて水分を飛ばしました。
その状態がこちら。完璧には綺麗になっていませんが、これくらいで良しとします。完璧にやろうと思うと、夏場に外で炭火使ってやるしかないです。

醤油は、濃いやつが良さそうなのですが、ベトナム醤油を切らしており、フンドーキンの刺し身醤油を使いました。小皿に入れておきます。
成分は、脱脂加工大豆、小麦、食塩、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料、増粘剤、保存料です。

まずは、冷えた状態のスキレットにオリーブオイルを入れ、キッチンペーパーで全体に塗ります。

その後火を付け、醤油を付けるとジュッと言う程度に熱します。側面が熱されるよう、火を付けた時は強火にしますが、醤油を塗る前に弱~中火程度にします。
オリーブオイルを塗った時に使ったキッチンペーパーに醤油を染み込ませて、全体に塗り込みます。ジュッという音と煙と醤油の焦げる良い香りがします。側面はどうしても火の回りが弱いので、傾けて火に当てながら作業します。

全体に何周か醤油を塗って焦げができたら火を止め、少し煙が収まるまで待ちます。
その後、スキレットの裏から水をかけ、急冷します。この工程が醤油コーティングを定着させるそうです。

裏から水をかけ、触れる温度になったら表も水をかけ、硬いスポンジで表面をこすり、余分な焦げを落とします。水洗いしたら、錆びる前に火にかけて水分を飛ばします。
これを4回繰り返すことで、全体がマットブラックになりました。その状態がこちら。

鋳物の表面に醤油が焦げ付いた状態なんで、逆に焦げ付きやすいとしか思えないのですが、これで完成なのです。
試しにオリーブオイルをひいて、ジュッと言う前に卵を割り入れました。しばらくすると温度が上がってきてジュージュー言いながら焼けてきました。

この状態で箸で引っ張ってみると、卵はスキレットから滑って簡単に位置を移動することができました。

そして箸でひっくり返すのも簡単。

半信半疑でやってみた醤油コーティングですが、大成功です。
醤油のどの成分がどういう作用をしているかは、明確にはなっていませんが、学術的に解明されることを期待します。

我が家では百均のスキレットと、LODGEのスキレットを使っています。

ご自愛ください。

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