ウィンドウフィルム貼り【DIY】

ハイエース200系ウィンドウフィルム貼り ハイエース

おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。

ウィンドウフィルム導入の背景

うちの200系1型DXのハイエースのガラスは、全くもってスモークが入っておらず、リアエアコンもないため、夏場は暑くて仕方ありません。大きな表面積で受けた熱が大きな容積の社内にこもり、フロントのエアコンのみで冷やしていくため、フロントシートに座っている人も、後部座席に座っている人もなかなかしんどく感じていました。
そこで今回、フィルムを貼っても車検が通る後部座席以降全てにウィンドウフィルムを貼ることにしました。

準備

ガラス内側を磨く

この工程は多くの場合不要かと思いますが、うちのハイエースは美装屋さんで手荒く使い込まれていたので、ガラス内面に傷などが多々ありました。なるべく傷や異物を除去するために、酸化セリウムの研磨剤とランダムオービットサンダで研磨しました。以前フロントガラス表の傷や酸焼けを除去した時に使ったセットです。

ウィンドウフィルム貼り前のガラス研磨用具

代表1か所の研磨前後の写真です。完全には取れませんでしたが、かなり消えました。

ウィンドウフィルム貼り前のガラス内側の傷(研磨前)
ガラス内側の傷(研磨前)
ウィンドウフィルム貼り前のガラス内側の傷(研磨後)
ガラス内側の傷(研磨後)

貼り付け作業

材料、道具

・ウィンドウフィルム
・霧吹きボトル
・フィルム貼りキット(最低限ゴムベラ、できればチャコペン。プラヘラは不要です)
フィルムは同じハイエースでも小窓の有無や小窓の種類などによって変わりますので、自車に合わせて選択してください。

ウィンドウフィルム材料、道具

フィルムについて

今回フィルムはフロント3面以外の全面が揃って3,200円という安物を買いました。可視光透過率15%、紫外線カット率99%、赤外線カット率15%とのことです。
一応後ろの車が前を見れる程度のものと考えてこれにしています。今思うと断熱タイプにすればよかった。

透明のフィルムを台紙にカット済み品が貼られている感じです。

ウィンドウフィルム状態1
ウィンドウフィルム状態2

後で紹介しますが、このフィルムは結構薄手で伸びます。私は今回フィルム貼り作業は2車目で、プロや慣れている人は薄手の方が帳尻合わせてうまく施工できると思うのですが、慣れていないアマチュアには伸びにくい厚手の方が扱いやすいです。

霧吹き~仮貼り

霧吹きボトルに食器用中性洗剤を数滴入れて水で希釈するというのがよく見るやり方なのですが、経験上そんなちょっとの洗剤の量では、ガラス面に仮貼りした時点で粘着面がガラスに張り付いて動かなくなりますので、多めに入れました。

霧吹き液の準備

この後、スモークフィルムを透明なフィルムから剥がし、粘着面にまんべんなく霧吹きをかけ、貼りたいガラスにも霧吹きをかけてから仮貼りします。完全に両手がふさがっているだけではなく、両手でフィルムを持った状態でアシスタントに霧吹きをかけてもらっていたので、全く写真を撮れる状況ではありませんでした。
ということで仮貼り状態がこちら。写真ではわかりにくいですが、若干空気が入っているのと、霧吹きの水が間に挟まってもやもやしています。洗剤を多めに入れていたのでフィルムは手で上下左右に動きます。

ウィンドウフィルム仮貼り付け

ヘラしごき

気泡や霧吹きでかけた水を抜いていくため、ゴムベラでしごきます。この時、フィルムとゴムベラをドライ状態で擦ると傷が入ったりフィルムにしわが入るため、仮貼りしたフィルムの外側に霧吹きをかけて濡らします。濡らした状態でヘラでしごいていきます。中心から外へと水やたるみを抜いていくように作業します。

ウィンドウフィルムゴムベラ使い

ヘラしごきが終わった状態で外から確認しました。これまた写真だとわかりにくいのですが、ヘラでしごいた跡が見えて非常に心配になります。
この跡は数日経ったら見えなくなるので気にしないようにしましょう。

ウィンドウフィルム貼り付け直後の外からの様子

干渉部の途中切除

購入した商品だけか、どの商品もこうなのかわかりませんが、小窓の開閉ノブやデフォッガの端子部など、細かい切り欠きが必要な部分は無視されて作られており、貼りながら切り書いていく感じでした。先に切ってあると作業によって若干ずれた時どうしようもないので、途中で切るようになっているのでしょうか?
仮貼りした後にカッターナイフで切除しました。

ウィンドウフィルム貼り干渉部の切除

干渉部の先切除

リアゲートはフィルムが上下2分割です。上辺の中央当たりにはワイパーモーターがあり、大きく干渉部があり、先に罫書いて切った方が良いと思ったので、そうすることにしました。
透明なフィルムから剥がす前の状態で、車両外からマスキングテープで貼り付け位置に当てがいます。貼り付け時に反転しないよう、表裏に注意してください。

ウィンドウフィルム貼り切り取り線のケガキ1

当てがった状態でチャコペンで切り取り線を罫書きます。

ウィンドウフィルム貼り切り取り線のケガキ2

取り外してハサミで切りとります。

ウィンドウフィルム貼り切り取り

あとは同じように貼っていくだけです。

リアゲート部は上下2分割で、継ぎ目部分で縦に筋状の浮きが出てしまいました。ヘラでしごいて水分をとり、ヒートガンを使って柔らかくして押しましたが、マシにはなったものの完全に浮きを取りきれませんでした。本人が一番気になりますが、細かな浮き・気泡は他人には殆ど分かりませんので最終的には気にしないことです。

完成

ウィンドウフィルム貼り完了状態

リアが適度にスモークになり、また一つ乗用車感が出ました。モディファイはもう少し続きます。

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ウィンドウフィルムと合わせて行うことで、さらに効果的です。

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よくある質問(Q&A)

Q1: ウィンドウフィルムは初心者でもDIYで貼れますか?

A: はい、初心者でも貼ることができます。ただし、フィルムが薄手の場合は伸びやすく位置調整が難しいため、厚手のフィルムを選ぶと作業しやすくなります。霧吹きに洗剤を多めに入れることでフィルムが動きやすくなり、失敗しにくくなります。また、アシスタントがいると作業がスムーズに進みます。気泡やシワが完全に消えなくても、数日経てば目立たなくなることが多いので、神経質になりすぎず挑戦してみましょう。

Q2: フィルムを貼る前のガラス研磨は必要ですか?

A: 通常は不要です。ガラス内面に目立つ傷や汚れがない限り、研磨は省略できます。ただし、業務用車両など使い込まれた車両の場合は、傷や異物が多いことがあります。その場合は酸化セリウムの研磨剤とランダムオービットサンダで研磨すると、フィルムを貼った後の仕上がりが良くなります。研磨後は必ずガラス面を綺麗に清掃してください。

Q3: 霧吹きの洗剤はどのくらい入れればいいですか?

A: 一般的には「数滴」と言われていますが、経験上それでは少なすぎます。仮貼り時点でフィルムが動かなくなり、位置調整ができません。洗剤は通常より多めに入れることをおすすめします。目安としては、水500mlに対して洗剤を10滴程度です。洗剤が多いとフィルムが手で動かせる状態を保てるため、特に初心者には作業しやすくなります。

Q4: ウィンドウフィルムの可視光透過率はどう選べばいいですか?

A: 後部座席以降は法規制がないため自由に選べますが、後ろの車から前が見える程度が大人として節度があります。15%程度であれば適度なプライバシーを保ちつつ、後続車の視認性も確保できます。また、断熱効果を重視する場合は赤外線カット率の高い断熱タイプを選ぶと、夏場の車内温度上昇を抑えられます。

Q5: フィルムを貼る作業に何人必要ですか?

A: 最低2人での作業をおすすめします。フィルムを台紙から剥がして粘着面に霧吹きをかける際、両手がふさがるためアシスタントが必要です。また、大きな窓の場合はフィルムを持ちながら位置を合わせるのが一人では困難です。

Q6: ヘラでしごく時の注意点は?

A: フィルムの外側にも必ず霧吹きをかけてから作業してください。ドライ状態でヘラとフィルムを擦ると、傷が入ったりシワができる原因になります。中心から外側へ向かって、水や空気を押し出すようにしごきます。しごいた跡が残って心配になりますが、数日経てば消えるので気にする必要はありません。強く押しすぎず、適度な力加減で作業することがポイントです。

Q7: 干渉部分(開閉ノブやデフォッガ端子)の切り欠きはどうすればいいですか?

A: 市販のカット済みフィルムでも細かい切り欠きは省略されていることが多く、貼りながらカッターナイフで切除する形になります。仮貼りした後に干渉部分を確認し、カッターで慎重に切り取ります。先に切ってしまうと位置がずれた時に対応できないため、この方法が一般的です。リアゲートのワイパーモーター部分など大きな干渉部は、事前にマスキングテープで位置を確認し、チャコペンで罫書いてから切る方法もあります。

Q8: 気泡やシワが残ってしまった場合はどうすればいいですか?

A: 気泡やシワは勝手に消えることはありませんが、気にならなくなる場合があるため様子を見るか、まだガラスに完全に貼りついていない状態で全部剥がしてやり直すこともできます。折れシワが入ってしまっている場合は直せませんので、様子を見るかフィルムを買いなおして貼りなおすしかありません。リアゲートの継ぎ目など、どうしても浮きが出てしまう部分もあります。大きな気泡が残った場合は、ヒートガンで温めながらヘラで押し出すと改善することがあります。完璧を求めすぎず、他人から見てわからない程度であれば成功と考えましょう。

Q9: フィルムの厚さはどう選べばいいですか?

A: 初心者には厚手のフィルムがおすすめです。薄手のフィルムは伸びやすく、プロや慣れた人には扱いやすいですが、初心者には調整が難しくなります。厚手のフィルムは伸びにくく型崩れしにくいため、貼り付け時の失敗が少なくなります。購入時には商品説明や口コミで厚さの情報を確認しましょう。

Q10: ウィンドウフィルムを貼るのに適した時期や天候は?

A: 雨や晴れよりもまずは風のない日が重要です。風が吹くと手に持ったフィルムがあおられてフィルム同士でくっついたり折れ曲がったり埃が混入するリスクが高まります。次に湿度と天候ですが、施工のしやすさとフィルムがガラスに定着するために、適度に乾きやすい状況が好ましいです。真夏の炎天下や、冬場の雨や雪の日は避けるべきでしょう。屋内ガレージがあれば天候に左右されず作業できますが、作業環境としての照度が低いと気泡の混入などが見つけにくいため注意が必要です。

ご自愛ください。

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