おはこんばんちは。あた岡狂太郎です。
年式が古いと動きが渋くなる窓ですが、手入れをすればスムーズな動きを取り戻します。
うちのハイエースはクルクル回して開け閉めする手動窓なので、動きが渋いと結構しんどいです。パワーウインドウは開くのが遅いなーだけではなく、その分モーターに不可がかかっていることを認識する必要があります。
さて、手入れに入りますが、考えるのは「清掃」と「注油」の2点です。
今回は、プラスチックやゴムの洗浄・保護剤を使いました。有名なのはアーマーオールでしょうか。
このクリーナー成分入り艶出し保護材を、柔らかい布にかけ、内張り剥がしを使って、窓ガラスが刷れる部分を擦ります。布を見ると汚れが取れたのがわかります。ここまではドアの内張りを取らなくても気軽にできる作業です。
内張り剥がしはこのブログでも様々な整備で登場する多能工ツールです。私の愛用品はこちら。セットで安く、エーモンの物よりも硬くて使いやすいです。
ここからがなかなかやっている人がいない作業になります。私は窓開口部の清掃だけではスムーズになりませんでしたので、ガラスが収まる方も同じことを実施します。内張りを剥がして、この部分の鉄板カバーを外します。配線がカバーに固定されており、そのままでは開けられませんので、一番簡単なのはカバーに固定されている所は触らずに、右に見えているコネクターを外すことです。
カバーを外したところから、ガラスのガイド部が見えますので、同じように柔らかい布に艶だし保護材を塗布して、内張り剥がしで清掃&注油します。必要に応じてシリコンスプレーを吹いてみても良いと思います。
後ろ側は上記のようにアクセスできますが、前側は艶だし保護材の写真の後ろに見えている黒い樹脂カバーを外す必要があります。ネジだけでは外れず、ドアの中から手を回してピンの返りを押してみましたが、私では破壊せずに外すのが無理そうなので諦めました。
代わりに、内張りを剥がしたことで上から届く範囲が広がりますので、届く範囲で清掃しました。
金属カバーを外したことで、ガラスの上下機構が見えるため、ガラスを上下させて動きを確認し、擦れる部分をグリスアップしておきます。ヒロバ・ゼロの商品をいくつか使っています。コスパが良いです。
あとは元通り組んで終わりです。
見違えるようにスムーズになりました。
ご自愛ください。
コメント